山水人2009のフライヤーはkotetsu君というデザイナーが毎年作っている。
レイアウトの美しさと繊細さはなかなか類を見ない。
山水人の文字量はかなりの多さで、
それをいつも出来るだけ読み易く作るという難題を、
今年は更に少しファミリー向けにするなど、さらに上手をいく。
私は今年はスタッフパスとまつりの入場証、チケットなどを作らせてもらった。
また、毎日張り出されるお知らせやスケジュール作成。
奥のフロアでDJのオールナイトがある時は、
前日にパーティフライヤーを会場内の至る所へ張り出した。
今回の森の中の奥まったDJフロアでのパーティは
”山水人村内で行われる野外パーティへ遊びに行く”というイメージを出したかった。
思った以上に人は集まって、その場所はかなりいい感じに熟された。
フライヤーはあまり手をかける事が出来ずにかなり簡単なものになってしまったけれど。
来年はもう少し凝れたらいいなと思う。
入場者証は、今までは木材を切って
焼き印を入れるという、とても凝った作りになっていて、
それが2年間続いたので、今年はバッチにする事になった。
ただ単純にまつりが終わっても付けていられるバッチを目指したかった。
山水人の準備中に朽木で作ったこのデザインは、
陽と、木と、水のマテリアル。通し券、前半券、後半券の3種類だ。
作ってみて、意外にも緑色のバッチが気に入った。
スタッフパスは、今年はラミネートにすることにした。
今回は、ひとめで”スタッフ”と”アーティスト”が分かるもの。
身につけた人の意識が上がるようなもので、
数も出来るだけ管理して、付けている人が目立つようにという事も考慮した。
アーティストのパスはかなり目立ったと思う。がちょっと大きかった。
来年はなににしようか、頭を悩ませよう。
新月の明日は、久しぶりの朽木へ上がってまた山水人ミーティングが行われる。
山水人は常に続いている。
まるで生活の一部のように。
designと文:misato
http://www.ne.jp/asahi/misato/hirono/