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2009年9月8日火曜日

山水人2009「9月8日 炭焼きワークショップ」【史人】

 地元在住の中根さんが炭焼きワークショップをやってくださいました。
昭和30年代まで、煮炊きから暖房まで火といえば、薪と炭を使っていた暮らし。
「金がなくても山にはいり、炭を焼けば食べていける」といわれていたそうです。
そんな炭もいまではほとんど使われなくなり、焼く手間がかかるわりに安いので、焼く人もいなくなり、アジアのほかの国から買ったりしている現状です。



これが炭焼き小屋の中にある炭焼き窯を外から撮った写真です。
梅雨ごろに中根さんが焼いた炭がこの窯の中に入っています。
これから目の前の柱や板をはずし、入り口を閉じていた土を取り除いて
焼き上がっている炭を取り出します。




窯の構造です。




煙の吹き出し口の煙突を立てます。
火を入れて数時間すると木酢がしたたってきます。
スモーキーで酸っぱいですが、なんだかからだによい気がしました。
植物の虫除けに使われたり、使い道は色々。調べてみてね。



いよいよご開帳です。一体どんな炭が拝めるのでしょう。





10種類の木が焼かれた炭。選別しながらはじっこや長さを揃えるよう、
のこぎりでゴシゴシ。切り口にツヤが出るように、回し切りしていきます。

全部炭を出し終わったあと、窯の中に入らせてもらいました。
中はほんのりあったかくて、なつかしい気持ちのする匂い。
子宮の中のようなかまくらの中のような不思議な包まれた感。

中根さんが木をきっちり隙間なく詰めていかれます。
窯口を再び土と板で閉じて。




焚き口に火がはいりました。




中根さんが用意してくださったお昼のバーベキュー。
地元で獲れた鹿や猪、牛や豚、茸や野菜、トチの実入りのお餅などなど。
10人がたらふくおなかいっぱい。食後のコーヒーまでご馳走になりました。
これで参加費1500円では、中根さんの持ち出しの方が多かったのではないでしょうか。




お持ち帰りに炭のおみやげまでいただいて。

中根さんの親切で誠実なお人柄を通して、農に関する豊富な知識の一部が
参加者に伝わりました。深く感謝申しあげます。大変ありがとうございました。
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